日本金銭機械株式会社(JCM)が開発した、医療機関や医事会計に特化した自動精算機システム「Flexcom Pay」について特徴や導入事例を紹介します。
日本金銭機械株式会社(JCM)が開発した自動精算機システム「Flexcom Pay」は、診療所やクリニックなどの医療機関における医事会計管理に特化した自動精算機です。患者がバーコードやQRコードを使って自分で受付や精算を行うことが可能となっており、電子カルテやレセコンと連携することで幅広い診療領域や場面にも対応させられます。
また、初めて自動精算機システムを導入する医療機関のために専用のカスタマーセンターを用意するなど、サポート面に関する取り組みも拡充しています。
電子カルテとレセコンに連携しており、患者の診療データに関連して適切な請求書の発行や診療報酬の精算などを行えることが特徴です。また、精算機に保存された日計表と相互参照することでレジ締めの作業などの負担も軽減できる上、現金決済だけでなく様々なキャッシュレス決済に対応していることから患者にとっての利便性向上にも貢献しています。
なお、英語にも音声案内で対応しているため、体調不良で不安を抱いている外国人の患者にも安心感を提供可能です。
対応業種 | 診療所、クリニック、病院、医療機関 |
連動機能 | POS、電子カルテ・レセコン、英語対応、QRコード付きの受付票、診察券、音声案内、0円会計、デザイン選択 |
キャッシュレス決済 | クレジットカード・QRコード・電子マネー |
Flexcom Payは医療機関に特化した自動精算機として開発され、電子カルテやレセコンなど医事会計システムとの連携を想定されています。そのため診療所やクリニック、病院といった医療機関での利用が重視されており、様々なメーカーのレセコンと互換性を備えることで既存設備のアップデートや新しく開業するクリニックなど色々なニーズに合わせて設置可能です。
名称 | Flexcom Pay(現金・キャッシュレス仕様、ピンク) |
連携機能 | POS、電子カルテ・レセコン、英語対応、QRコード付きの受付票、診察券、音声案内、0円会計、カラーバリエーション(ピンク) |
対応決済方法 | 現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード |
なみファミリークリニックでは2023年3月から現金・キャッシュレス決済に対応したFlexcom Payを導入しています。導入前は会計業務を患者と医療事務スタッフの対面方式で行っており、手間がかかる上に感染症対策にも配慮しなければなりませんでした。また、現金決済のみで患者の利便性が制限されていたことも課題でした。
導入後は自動精算体制になったことでスタッフの事務負担が軽減され、感染症対策としても効果を発揮しています。さらにキャッシュレス決済の導入で患者の利便性も向上しました。
全国各地に年中無休の専用コールセンター( 8:00~24:00)を設置しており、オンサイトメンテナンスによって自動精算機やシステムの運用をサポートしています。また、導入前に設置環境やニーズに合わせた調整等をしっかりと行っており、連携したいレセコンや電子カルテ、対応決済の種類などに合わせて適切なカスタマイズに対応してくれることが強みです。
社名 | 日本金銭機械株式会社(JCM) |
住所 | 大阪府大阪市浪速区難波中2丁目11番18号 |
さまざまな自動精算機の販売会社の中から、店舗の「売上アップ」に寄与する機能に注目。
導入業種の豊富さと顧客満足度を高める機能に注目して導入業種が多く、連動機能が多い3社を紹介します。(2021年4月時点)
スターランド
連動機能 | 12種 |
カラオケ業界No1!POSシステムとの連動で施設を省力化
導入業種
キャッシュレス決済
アルメックス
連動機能 | 9種 |
クリニックの受付から精算、再来受付までトータルでサポート
導入業種
キャッシュレス決済
システムギア
連動機能 | 8種 |
スピードチェックインでホテルフロントの滞在時間を短縮
導入業種
キャッシュレス決済
※2021年4月時点 特化した機能と導入実績が多い順 各社公式サイトを参照 編集チーム調べ