公共システムに入退場ゲートを設ける場合を考えます。自動発券機、精算機、館内ロッカーなどをホストPCにて一括管理することができるようになれば、利便性およびセキュリティを強化できるというメリットが生まれるでしょう。
公共施設へ導入する場合、窓口発券機と自動発券機を設置します。発券機は、チケットの発行やICタグの発行など、さまざまな記録媒体に対応させることが可能です。館内へ入る際は、自動ゲート機を通過。この時、入館時間は秒単位で記録されます。
その後、ロッカーの利用があれば、入館前に発券した利用券を、施錠キーとして利用することが可能です。
退場の際は、退場ゲートを通りますが、時間の超過がある場合、自動精算機にて精算するという流れになります。時間の超過がない場合は、特に処理することなく退場ゲートを通過できます。発券機、ロッカー、入退場ゲートの情報処理は全て、サーバーを通じてホストPCにて一括管理されます。
入退場の管理を人が行う場合、利用券の有無や金額の差異を見落としてしまう可能性がありますが、ゲートシステムを利用すればそのリスクは低減します。
直接スタッフがお金を取り扱うことがないのもポイントの1つです。また、セキュリティの強化にもなります。
ロッカーの施錠管理も併せて行えばより一層強化されることでしょう。これらの操作は、基本的には人の介在が不要となるため、省人化できるというメリットもあります。
公共施設に導入した場合、まずは入館時に、窓口にて利用券を発行。発行した利用券を、入場ゲートのリーダー部にかざして入場ゲートを通過します。
また、館内で購入品やレンタル品の利用があった場合も、利用券に記録させることができれば、都度支払いをする煩わしさから解放されるでしょう。
ロッカーの利用がある場合は、利用券をチケット錠に差込み、施錠。退場時は、入場時に選択した利用時間内であれば、そのままゲートを通過。超過がある場合、自動精算機にて精算後にゲートを通過して退場するという流れになります。
さまざまな自動精算機の販売会社の中から、店舗の「売上アップ」に寄与する機能に注目。
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導入業種
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導入業種
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連動機能 | 8種 |
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導入業種
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※2021年4月時点 特化した機能と導入実績が多い順 各社公式サイトを参照 編集チーム調べ