ここでは、複合施設が自動精算機を導入するメリットや、実際に利用している施設の事例などを紹介しています。
複合施設には、テーマパークやレジャー施設など、さまざまな分野の店舗やアミューズメントエリアなどが集まっています。敷地が広く対応するスタッフも大人数が必要となるため、できる限り省力化が求められます。
自動精算機導入は、複合施設での省力化対策になるメリットがあります。どのエリアでも使えるチケットを発券するほか、リストバンドと連動すれば、店舗やエリアごとに人員を配置して、精算することが不要になるからです。
また利用客にとっては、施設内を自由に移動できますし、精算手続きなどで足止めされることがないため、ストレスを感じることなく楽しめます。運営側は一括管理することで、人気エリアや店舗などを把握しサービス向上に役立てることが可能です。
ゲームセンターをはじめとするアミューズメント施設では、その利用客の多くが小さな子どもと言う場合が多いですが、このような施設でも自動精算機の普及は進んでいます。交通系電子マネーや独自電子マネーシステム、QRコード決済など、さまざまな方式でキャッシュレス決済が取り入れられています。
近年は、これらのキャッシュレス決済が浸透し、小銭を持ち歩く習慣が少なくなっています。また、ゲームセンター等で使用されているコインは不特定多数の人が触っていることもあり、衛生面での懸念が叫ばれています。
このように、キャッシュレス決済の流れが強まっている現状に対して、ゲームセンターをはじめとする子どもたちが利用する遊戯施設では、未だにコイン・現金支払いシステムが残っており、キャッシュレス社会との乖離が生まれています。
最近は、クレジットカードと紐づけて決済が可能な自動精算機の導入など、既にあるゲーム機に後付けする形で電子マネーと現金決済の併用を取り入れる施設が徐々に増加。自動精算機を導入することは、社会に対応するだけでなく、ゲームを利用する消費者の利便性の向上にも役立ちます。
実際にお金を出すのは親御さんと言う場合も多いため、キャッシュレス機能付きの自動精算機の導入は親御さんにとっても便利なものになると言えるのです。
Rではカラオケやボーリング、館内スポーツなどを楽しめる施設として全国展開していますが、経営効率化とサービス向上の一環として、製造メーカーと連携し自動精算機を導入することになりました。
注目したのは、自動精算機導入によって省力・省人化が可能になることです。スタッフとしては、今までフロントで行ってきた業務の一部を精算機に任せることで、別の接客サービスなどに時間を費やせます。
利用客は現金、クレジットカード、電子マネー、QRコードで決済することが可能です。今後は導入各店からの意見をもとに、さらに利便性を向上させたいと考えています。
初心者から上級者まで楽しめるAゴルフ倶楽部は、開業から20周年を迎え、より質の高いサービスを提供するために自動精算機を導入しました。
導入1ヶ月後でフロント業務体制を再構築し、それまで2~3名必要としていたものが1名で対応可能に。ロビーでの接客が増えることになり、自動精算機の操作説明をきかっけに利用客とのコミュニケーションもとれます。
懸念されていたシニア世代の操作も、病院などで慣れているため心配なし。利用客の8割が自動精算機を使い、ほとんどがクレジットカード決済なので精算時間の短縮にもつながっています。
敷地や館内が広い複合施設では、移動ごとに手続きが発生すると不便ですが、リストバンドと連動させることで、最後にまとめて精算することが可能になります。
不特定多数の利用客が見込まれる複合施設では、フロントを通さず自動入店できる機能があれば、行列などの待ち時間を解消できます。
複合施設の形態にもよりますが、ゲート連動でチェックイン・チェックアウトが可能になれば、フロント業務の省力化ができます。
当サイトで紹介している自動精算機メーカーの中から複合施設に対応している会社を連動機能数順に紹介しています。
スターランドは、複合施設にも対応できる自動精算機を提供しています。リストバンドや、伝票のバーコードをかざせば明細が表示されて精算ができる機器です。
POSシステムとも連携できるのも魅力でしょう。1年中24時間サポート体制も整っています。
東芝テックは、自動精算機やPOSレジを取り扱うリテール・ソリューション事業をはじめ、流通本部、店舗システム、複合機やラベルプリンタなど幅広い事業展開をしている会社です。
自動精算機では、アミューズメント施設から飲食店まで幅広く対応できる機器を提供しています。
暁電気製作所は、心の成長を大切にする経営目的を掲げています。マイクロエレクトロニクス応用機器の実績が豊富です。
どんな業種にも対応できる柔軟性があり、複合施設から公共機関、幅広い決済サービスが可能な自動精算機を提供しています。
POSSIBLEは外国語対応や予約なしのウォークインにも対応できる多機能自動精算機をはじめ、精算用機械端末の開発や販売、業務用機械端末、コンピュータープログラムソフトウェアの開発や販売など多くの事業を展開しています。
アミューズメント施設から飲食店まで、さまざまな業種で導入されています。
日本NCRは1884年にキャッシュ・レジスターを展開した企業で、今日でも精算機の導入を日本全国に進めています。POSターミナルやセルフレジの導入も行っている会社です。
小型店舗から大型店舗までに適した自動精算機の提案をしています。
グローリーは、自動精算機にも必要な、認識・識別、メカトロ技術を、コアテクノロジーとして掲げています。
また、コアテクノロジーに関する研究も積極的に取り組んでいる企業です。デザイン性と共に、ユーザーが使いやすく、幅広い決算方法に対応できる機器を提供しています。
オフィス24は自動精算機をはじめ幅広い業種に対応している汎用性の高い会社です。
自動精算機以外にもネットワーク、IT、サービス・サポート、金融・不動産事業といった事業も展開しています。
パルサーは、券売機や自動販売機をはじめ、WEB事業やDTP事業を展開しています。自動販売機事業の営業エリアは全国区です。
自動精算機は汎用性が高く、温浴施設からアミューズメント施設まで設置できます。ゲートシステムと連動する商品もあるため、イベントにも設置可能です。
さまざまな自動精算機の販売会社の中から、店舗の「売上アップ」に寄与する機能に注目。
導入業種の豊富さと顧客満足度を高める機能に注目して導入業種が多く、連動機能が多い3社を紹介します。(2021年4月時点)
スターランド
連動機能 | 12種 |
カラオケ業界No1!POSシステムとの連動で施設を省力化
導入業種
キャッシュレス決済
アルメックス
連動機能 | 9種 |
クリニックの受付から精算、再来受付までトータルでサポート
導入業種
キャッシュレス決済
システムギア
連動機能 | 8種 |
スピードチェックインでホテルフロントの滞在時間を短縮
導入業種
キャッシュレス決済
※2021年4月時点 特化した機能と導入実績が多い順 各社公式サイトを参照 編集チーム調べ