リストバンドによる入退店管理と自動精算の機能を組み合わせ、有効活用している事例もあります。
情報セキュリティの面でも安全であり、かつ館内でのキャッシュレス決済も可能となるため、利便性に富んでいるといえるでしょう。
温泉やリゾート施設などの行楽施設で、ロッカーキーの付いたリストバンドを身に付けて施設を楽しんだことがある方もいるのではないでしょうか。そのキーにICタグを埋め込むことにより、キャッシュレス決済も同時に担ってくれるのがリストバンド決済です。
自動販売機やサービスの利用をリストバンドに紐づけることでキャッシュレス化を実現。最低限の荷物で場内をめぐることができる施設にうってつけのシステムと言えるでしょう。
リストバンド決済のメリットは、さまざまなサービスを手軽に受けることができるということ。スピーディーにサービスを利用できるため、チャンスロスを軽減します。財布を持ち歩かないのでセキュリティ面でも安心でしょう。
また、リストバンドで利用客自身に入館受付や自動精算をしてもらうことで、フロントの受付や退館を無人化することも可能です。業務効率化が期待でき、人員コストの削減を実現。スタッフ不足の解消にもつながります。
リストバンド決済はさまざまなシーンで利用可能です。例えば、レストランや売店ではお会計のときにリストバンドをスキャンするだけでOK。現金でのおつりがないため、レジの生産が早くなりレジ待ちストレスを軽減できるでしょう。
ロッカールームや浴場では、男女別の脱衣所や仮眠室の入室をリストバンドで制御できるため安心して利用することが可能。また、フィットネスや家族風呂といった有料エリアへの入場管理もリストバンドと連携することができます。
利用施設への入場手続きやロッカーキーの発行と、お客様情報の管理を同時に行うことが可能となります。
また、利用前にあらかじめインターネットで予約受付をしておけば、入館時にQRコードをスキャンするだけでリストバンドを発行できる、などといった使い方もできるようになります。
リストバンドへの個人情報入力を暗号化通信すれば、情報漏洩のリスクに晒される心配もありません。クレジットカードの情報と紐づけておけば、館内売店施設の利用もキャッシュレス決済することができるようになります。お会計に長蛇の列が並ぶなどといったストレスも軽減されることでしょう。
入館時に受付にてリストバンドを発行。ロッカーキーとして利用する場合、使用するロッカーが、この時点で割り当てられます。お客様のクレジットカード情報をリストバンドと紐づけることにより、館内での売店でもキャッシュレス決済が可能となります。
アミューズメント施設の場合は、アトラクション利用時の利用券としても使用することができます。
現金での精算時に比べ、お会計作業で長蛇の列ができるといった心配もありません。リストバンドに登録された情報はデータベースには残さず、決済代行会社の画面で直接登録するなどしておけば、個人情報漏洩のリスクを抱えることもありません。
さまざまな自動精算機の販売会社の中から、店舗の「売上アップ」に寄与する機能に注目。
導入業種の豊富さと顧客満足度を高める機能に注目して導入業種が多く、連動機能が多い3社を紹介します。(2021年4月時点)
スターランド
連動機能 | 12種 |
カラオケ業界No1!POSシステムとの連動で施設を省力化
導入業種
キャッシュレス決済
アルメックス
連動機能 | 9種 |
クリニックの受付から精算、再来受付までトータルでサポート
導入業種
キャッシュレス決済
システムギア
連動機能 | 8種 |
スピードチェックインでホテルフロントの滞在時間を短縮
導入業種
キャッシュレス決済
※2021年4月時点 特化した機能と導入実績が多い順 各社公式サイトを参照 編集チーム調べ