自動精算機は様々なシステムと連動させることができます。
特に、売上情報とお客様情報を紐づけたサービスを提供し、経営戦略を練ることに繋げているようです。
自動精算機と入退場ゲートを連動させることにより、効率的な自動精算が可能となります。窓口にて発券したチケットで自動ゲート機を通過。この時に入場記録がされるため、退館時までの予定時間や超過時間が自動的に割り出されるようになります。
クレジットカード情報と紐づけておけば、その後の館内施設利用時にキャッシュレス決済をすることもできます。退場の際は、時間の超過がある場合のみ自動精算機にて精算をし、特に超過がない場合は、そのまま退場ゲートから退場するという仕組みです。
会員管理システムとは、会員情報の安全な管理をはじめ、会費の回収や会員サイトまで一括して管理できるシステムです。ただ会員情報を記録するだけではなく、メルマガの自動配信、アクセスログデータの取得をすることもできます。
また、誕生月にダイレクトメールや割引クーポンを送るなど、顧客データに基づいたサービスを提供することが可能です。提供するサービスについても、例えば飲食店の場合、アレルギーがあるお客様の情報を登録することができます。
最近では、管理サービスの会員登録を行った個人や企業のデータを元に、ニーズを調査して販売促進を行うマーケティング戦略を練るなどといった使われ方もされているようです。
ポイントシステムとは、ポイントカードを発行して会員情報を登録し、商品の購入に応じてポイントを貯める、貯めたポイントを使う、などといった一連のサービスのことを指します。
ポイントシステムは、POSレジと連動させることにより、そのお客様が「いつ、どこで、どのような商品をオーダーしたか」を正確に記録させることができます。
最近では、購入した商品と顧客情報を結びつけてデータを蓄積し、その情報を分析して販促活動に活かすなどといった使われ方もされるようになってきました。
自動入店システムは、いたる所で使用されています。フロントで受付を済ませた後、自動精算機にて精算を済ませるというシステムで、ホテルや空港などで見かけられます。あらかじめ精算を済ませてある場合にも対応している場合もあります。
特に繁忙期は、どうしても受付を待つ時間ができてしまっていましたが、受付業務の一部を自動精算機が請け負ってくれることにより、省人化かつ効率化に繋がっています。
セルフオーダーシステムとは、お客様自信がオーダーをすることができるシステムです。テーブルに置かれた、タッチパネル式のタブレットにオーダー品を入力し、「注文」ボタンを押すと、連動したキッチンプリンターを通じて、オーダーされた内容がキッチンへとインプットされます。
また、POSレジとも連動しているため、リアルタイムでお会計管理をすることも可能。食事を終えたお客様が「お会計」ボタンを押すと、退店時に、お客様が注文した商品をまとめて自動精算機で会計することができます。
温泉などといった行楽施設では、ロッカーキーの付いたリストバンドを身に付けてサービスを満喫する姿が見られるかと思います。そのキーにICタグを埋め込むことにより、キャッシュレス決済も同時に担ってくれるのがリストバンド決済です。
特に、アミューズメントパークなどといった最小限の手荷物で場内を巡るような施設にはうってつけです。
リストバンド決済は手軽なだけではなく、個人情報の管理もでき、かつ高いセキュリティ機能が付随されているということも特徴の1つです。
売上管理は、経営をしていくには欠かせない作業ですが、最近ではPOSレジを使った売上管理も可能となってきました。従来は、会計ソフトを使った手作業だったためその分時間がかかってしまいましたが、POSレジと連動させておけば、お会計と同時に集計ができるようになるため、簡単に、効率的に行うことができます。
また、お客様情報と紐づけることにより、そのお客様がどのような商品を好むのか、売れ筋は何かなどといった分析をすることも可能となります。
さまざまな自動精算機の販売会社の中から、店舗の「売上アップ」に寄与する機能に注目。
導入業種の豊富さと顧客満足度を高める機能に注目して導入業種が多く、連動機能が多い3社を紹介します。(2021年4月時点)
スターランド
連動機能 | 12種 |
カラオケ業界No1!POSシステムとの連動で施設を省力化
導入業種
キャッシュレス決済
アルメックス
連動機能 | 9種 |
クリニックの受付から精算、再来受付までトータルでサポート
導入業種
キャッシュレス決済
システムギア
連動機能 | 8種 |
スピードチェックインでホテルフロントの滞在時間を短縮
導入業種
キャッシュレス決済
※2021年4月時点 特化した機能と導入実績が多い順 各社公式サイトを参照 編集チーム調べ